THE HIGH-LOWS「日曜日よりの使者」
(*)「いじめ相談の窓口」(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm
24時間いじめ相談ダイヤルでは、いじめ問題に悩む子どもや保護者等が相談できます。
(*)「いのちの電話」(日本いのちの電話連盟)
http://www.find-j.jp/zenkoku.html
全国のいのちの電話の案内。インターネット相談。
(*)「チャイルドライン」(NPO法人チャイルドライン支援センター)
http://www.childline.or.jp/kids/
チャイルドライン(子ども電話)は、18歳までの子どもがかける、子どものための電話です。
(*)「自殺と向き合う - 生き心地のよい社会のために」(NHK)
http://www.nhk.or.jp/heart-net/mukiau/
社会問題である「自殺」と向き合うメッセージ。
・自殺しようとしている人を、止めることができると思いますか?
・人々を自殺に追い込んでいる原因はなんだと思いますか?
・大切な人を自死でなくしてしまった人に対して、どんな言葉をかけますか?
・これまでに自殺を考えたことがありますか?
・自らの手でいのちを絶ってしまった人に対して、どんな思いを抱いていますか?
・「死にたい」と思うほど追い詰められてしまったとき、相談できる人はいますか?
・知人から「死にたい」と言われたら、どんな言葉をかけますか?
・いま、「生きている」ということについて、どう感じていますか?
・生きることにつらさを抱えていますか?
・自殺を思いとどまった理由はなんですか?
・「死にたい」と思うほど追い詰められてしまったとき、どんな助けがほしいですか?
・「どうして自殺してはいけないの?」と問われたとき、なんと答えますか?
(*)「滋賀県教育委員会 ストップいじめアクションプラン」
http://www.pref.shiga.jp/edu/gakko/seitosidou/ma05/ijime/plan.html
(*)「滋賀・大津市の中2自殺問題」(Yahoo!ニュース)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/otsu_suicide/
<いじめられている君へ>
大リーガー・松井秀喜さん
http://www2.asahi.com/edu/ijime/pdf/20061206_matsui.pdf
君は、無理して立ち向かわなくていいんだ。
学校やクラスにいても楽しくない。仲間にうまく入れない。それなら、それで、別にいいんじゃないかな。だれかがつくった世界に君が入らなければいけない、ということはないんだよ。
それより、君には、居心地のいい場所で、自分の好きなことに夢中になってほしい。何かに没頭(ぼっとう)することによって、いやなことが気にならなくなることって、あると思うんだ。逃げるんじゃない。自分から好きな世界を選ぶんだ。その中で同じ夢を持った友だちに出会うこともあるだろう。新しい仲間ができるかもしれない。
ぼくは小さいころ、体が大きいだけでなく、太っていた。それを悪く言う友だちがいたかもしれない。ぼくはまったく気にならないタイプだからコンプレックスを感じることもなく、ただ大好きな野球に没頭していた。そのうちに、自然と体も絞(しぼ)れてきた。もちろんいい仲間とも、たくさんめぐり合うことができた。
だから君にも大好きなことを見つけ、自分の夢を持ってほしいんだ。スポーツが好きな人もいれば、音楽が好きな人もいるだろう。何かを書いたり、つくったり。見ることでもいい。どんなことでもいいんだ。大好きなものに出会えたら、それを大切にして欲しい。
君をいじめている人がいるとしたら、その人もきっとつらい気持ちでいると思う。だって、人をいじめることが夢なんて人はいないはずでしょう。いじめは夢の遠回りなんだ。その人にも、自分の夢を早く見つけて欲しいと言いたい。後悔(こうかい)するような時間は、短い方がいいからね。
だから、いま君が立ち向かうことはないんだ。
<いじめられている君へ>
シンガー・ソングライター、川嶋あいさん
http://www2.asahi.com/edu/ijime/pdf/20061212_kawashima.pdf
歌手を目指して福岡県から一人、東京へやって来ると同時に高校に入学しました。芸能コースで有名な私立で、同級生はすでに芸能界入りしている子や、おしゃれな子ばかり。自分がとても浮き上がって感じました。
自分ではあたりまえだった福岡の方言に、まわりは「変だよね」「面白い」と言います。言われたほうは、面白いはずなんてないんです。毎晩(まいばん)、故郷の母に電話して、「気にせんときぃ」と慰(なぐさ)められていました。
〈絶望のとなりにはいつでも/希望がいたりするでしょう〉
「
天使たちのメロディー」という歌は、当時の孤独(こどく)な思いから何とか立ち上がりたいとの気持ちを込めてつくりました。
なじむまで1年かかりました。渋谷の街での路上(ろじょう)ライブをくりかえすようになってから、自分から心を開いて話せるようになりました。
心から打ち込めることがあれば、傷つけられても小さなことだと思えます。私の場合は歌でした。やりたいことが見つからない間は、なにもしなくたっていいんです。必ず、何かとめぐりあう時が来ますから。
今も、自分に自信が持てずに人見知りをします。何でも自分から話せるような人がまぶしく見えます。そんな時、「お前はお前なんだからいいよ」と言われると、すごく助かります。無理に変わらなくていい。難しいけれど、自分のことを欠点ごと、自分で認めてあげられたら、少し楽になると思います。
自信が持てない人ほど、誰かに相談するのは気が重いものです。でも本当に追いつめられた時は、絶対に相談して下さい。まわりの大人の人も、その様子にきっと気づいているはずです。
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